キグロ対なきゃの(7/8)@もりしーさん寄稿
キグロさんとの試合ももりしーさんに書いていただきましたので、私のコメントと一緒に掲載します。
23:52 キグロさんvsなきゃのさんの試合開始
なきゃのさんは先ほどのtsujimotterさんとの試合に続き連戦です。
1セット目
1戦目、先手はキグロさん
(初期手札:AA235679QKK)
K:64A、ほぼノータイムで3枚出しを仕掛ける。
N:69A
(3枚出しではKQKが現状切り札だが、心許ないと思いドロー:J。最良の結果でKKJを切り札にすることに。57とKKJを除いたAA2369Qから691を選択、この辺りから残りの札の倍数チェックしています)
K:9T9、またしてもノータイム
N:KKJ、テンポよく3枚出し最強を決める
K:パス
N:57、残り手札は4枚に。きれいに上がれるか。
N:2J23を出しましたがペナルティ。3の倍数です。
(はい、3の倍数です。目が飛び出ましたね現場からは以上です。ちなみに2AQ3でした)
K:KTJ、すかさず温めておいた3枚6桁素数を出す。
K:A7
1戦目は隙をついたキグロさんが見事に先勝。
(必死に3の倍数を1001チェックしていた私の負けです)
2セット目
2戦目はなきゃのさんの先手。
N:6969A2798QK、1枚ドローしてからの11枚出し。OTTTYさんがいい素数とのコメントをしたので、知っていたのか、と思いきや試合後の話では出会いだったそう。
(初期手札:A22668999QK、ドロー:7。パッと見る限り切り札はQK。その前に2枚出しをしても残りの札が難しい。ならばと、3の倍数を回避するための2を手札に残し11枚出しへ)
K:時間切れ
N:2
11枚出しを決めたなきゃのさんがあっさり勝利。
3セット目
3戦目はなきゃのさんの先手。ここで日付が変わり7月9日に。
N:8867、4枚出し定番(?)の偶数消費型素数です。
(A245678TTXX、KQ=41*2^5を本線に考えていましたが上手く組めないのでドロー:8。ここで偶数を消費する方針に切り替え)
K:642Kでペナルティ。この4枚は4枚出しの全部異なる札同士では珍しい詰んでるセット。
N:4T=2*5*4A、この時点で残り手札3枚。2枚出しの強い札を持っているか。
(ドロー:4。偶数を消費しにいきます)
K:QK、警戒して手番を取りに行く。
N:パス
K:643、かなり手札が多かったですがその中から3枚出し。しかしなきゃのさんも残り3枚なのでピンチの状態に。
N:KTJ(=XTX)、持っていた3枚で上がりとなった。0:05試合終了。
なお、なきゃのさんが最後に持っていた3枚のうち2枚はジョーカーだったらしく、仮にキグロさんが4枚出しで仕掛けてもかなりの確率で上がれただろうと試合後に話していました。
ここまで2-1でなきゃのさんの勝利です。
<感想>
1セット目、KQKじゃ剣呑だとの判断でドローしましたが、結果論ではKQKで◎。その場合は96A=31*2~KQK~57といった感じだったでしょうか。96Aが31の倍数ということで69Aでしたが、それなら合成数出しも浮かばなきゃダメですね。あと、3の倍数は素数ではないので注意。
2セット目、適当な2枚出しとQKで枚数を減らしてから全出しという順は、ペナルティを受けた時の絵札が少なくなるので断念。しかし、全出しをするなら何故1枚引いたのか、意図が不明で反省です。
最終セット、初手でジョーカーと合わせてA23456789TTのような構成にできます、これなら知ってる人がいてもおかしくないです。(例えば、T98765432T1?)偶数消費の策自体は別にいいのですが、少しゴールがぼやけていて危険があったかもしれないです。4Tの合成数出しの後はXX=QKの予定でした。しかし、残りがTとドロー1ないし2枚ではあがり切れないこともあると思います。なので先にQKを出されたのは幸便だったといえるかもしれません、TXXと反応しやすい手札が残るからです。
最終セットのドローした後では、86T8X(=6)T724AX(=3)~5という手もあったかもしれません。当時は思いつきませんでしたが、返された時のことを考えると気が進みません。
2戦とも観戦記書いてくださったもりしーさん、ありがとうございました。コメントを添えるだけだったのでとても助かりました。