第二期HNP杯開幕!!!  

もりしー対EvaTec(9/27)@.もりしーさん寄稿記事

蝉王戦決勝トーナメント、もりしーさん(グループ17一位)対EvaTec(グループ13四位)。
今回はもりしーさんに自戦記として寄稿してもらいましたので掲載します。一部表記を変更してあります。
 
1セット目
 

EvaTecさんの先手
もりしー初期手札(AA2347TTTQQ)

EcaTec(以下e):8629、KJQJが切り札であると予想。
もりしー(以下m):QQTT=AA23*8T47(ペナルティ)、合成数出しを狙うためにカマトト

e:KJQJ、案の定KJQJ。
m:KQKQ=73*A37*2^5*4A、Jが1枚もなくて絶望的でしたが*1、KQKQが揃っていることに気づけました。
e:パス

m:53644A、EvaTecさんが残り4枚だったので。四つ子素数
e:パス

m:8TT9、残り7枚でうち3枚がTの状態から。EvaTecさんがKJQJで絵札をほぼ使い切ったと予想し、8TT9でも切れると踏んだ。
e:パス

m:T87#、1セット目勝利。

 
 
2セット目
 

EvaTecさんの先手
もりしー初期手札(A23568JJKKX)

e:10121212464667(ペナルティ)、初手は全出しでペナルティ。

m:5、手札増やされた後にKKJやKJQJで手番をとれる気がしなかったが、ほかにいい方法も思いつかずお茶を濁す5を出す。
e:6=2266881010*441212131311(ペナルティ)、またカマトトが来るとは思わなかった。これでEvaTecさんの手札は42枚に。

m:586A3、ほとんどのカードを持たれてしまった以上、KやJを放出するわけにはいかないので、1桁カードのみを使って適当な素数(こばろいさん)を出した。
e:86453、5枚5桁で返す。
m:パス、この時点での手札は(2JJJKKX)。KJKJJやKQJJJなどが出せたが、あえてパス。

e:1234567891012121210987654321、大量のカードを使った素数で手札を減らす。
m:パス、1枚ドローしてパス。

e:X、考えた末に単独ジョーカーで手番を保持。

e:T67989(ペナルティ)、6枚出しを試みようとしただろうが素数ではなかった。

m:J53、3枚出しでKKJで切ることを想定。
e:KKJ、先に出されてしまった。
m:パス

e:8T6Q48T6Q9、きれいな形の偶数消費型四つ子素数
m:パス

e:57[GC]

e:4791313(ペナルティ)、残り7枚で上がろうとした(?)が素数ではなかった。

m:KJXJ|X=Q、相手に絵札が少ないことを見越して、この試合初の切り札。
e:パス

m:22K#、2セット目も粘って勝利。

 
 
3セット目

またしてもEvaTecさんの先手。
もりしー初期手札(338899JQQQK)

e:221041146712103(ペナルティ)

m:98398312121271113(ペナルティ)、お互いに全出しでペナルティ。

e:A729、Aや2を多く持っていると思われるEvaTecさんがここで革命。
m:X335=4*5|X=A(ペナルティ)、相変わらずAと2を持っていなかったが、ジョーカーを使ってカマトト。

e:465426257、9枚の四つ子素数。革命下ではそこそこ強い。
m:336688939(ペナルティ)、返そうとしたが素数ではなかった。結果として再革命できる札が揃った。

e:810101111(ペナルティ)

m:A729、QとKを独占していたので迷わず再革命。
e:864A
m:8963
e:T243、ここまで4枚出しでラリー。
m:時間切れ、切り札を考えていたらタイムアウト

e:456121212101111(ペナルティ)

m:99854J3、8や9が多かったのでそれを消費できる素数。この時点で手札は(3567789TTJQQQQKKKKX)
e:104568611(ペナルティ)

m:89、QとKをいまだに独占している状態で、QKで4回切れると踏んで出した。しかし実際はEvaTecさん側にジョーカーが1枚あったため、KJなどで返される可能性があった。
e:1010=1212*1212(ペナルティ)、カマトトで手札を増やす。

m:QK、切り札(のつもり)、出した後でKJで返される可能性があることに気づくが、それをも上回るKKを出せることにも気づいた。
e:XJ=3*19*23|X=K、案の定KJ。
m:KK=K*TX|X=A、ものすごく贅沢にKKを出す。この時点で手札(35677TJQQQ)。
e:パス

m:57、残り10枚を5-5で組むかグロタンカットからの4-4で組むか考え、後者を選択。

m:76T3、少し自信なかったが素数
e:8T4A、絵札少ない状態からKJを捻出した後で、最善を尽くしただろう。
m:QQQJ#、これにて3セット目ももりしーの勝利で準決勝進出を決めた。


【試合後の感想】
カマトトや全出しが多い試合になることはある程度予想していたので、切り札を出した後に返されて勝算が覆ることをなるべく避けるため、絵札を使うときはかなり慎重に札を選んだのが功を奏しました。

結果的にストレートでの勝利でしたが、EvaTecさんもかなり強く、戦い応えがあって一歩間違えたら戦況がどうなるかわからない試合でした。改めて対戦ありがとうございました!

 

*1:KJQJより大きい4枚合成数は大半がJを必要とする。